管理栄養士の中性脂肪対策食事講座

ガゼリ菌SP株のヨーグルトを食べて中性脂肪を下げることはできる?

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ヨーグルトはどのぐらいの頻度で食べていますか?毎日食べるという方や1週間に1回、または1か月に1回という方もいると思います。

ヨーグルトは、たんぱく質、カルシウムなど体を作る源やビタミン、ミネラルなど体の調子を整える栄養素を含みます。

さらにヨーグルトは発酵食品であるため、牛乳には入っていない乳酸菌が含まれます。

そのため、乳糖が一部分解されており牛乳よりも消化吸収がよく、お腹を壊しにくいと言われています。

乳酸菌は、私たちの体にとって良い働きをしてくれる効能をたくさんもっているのです。

また、乳酸菌は、多くの種類がありそれぞれ異なる特徴をもっているため、種類によって体に対する効能も異なります。

その中の一つに、内臓脂肪を減らす乳酸菌があるのです。それが「雪印メグミルクのガセリ菌SP株」です。

内臓脂肪はいわゆる中性脂肪が内臓にたまったものですから、中性脂肪が気になる人も気になっているはず!

今回は、ガゼリ菌SP株のヨーグルトについて紹介していきます。

 

ヨーグルトでも乳酸菌によって効能が違う!?

ヨーグルトは乳酸菌の種類によって効能が違う雪印メグミルクのガセリ菌SP株について知る前に、ヨーグルトと乳酸菌について少し知っておきましょう。

 

ヨーグルトに乳酸菌は欠かせない

まず、ヨーグルトについて説明します。ヨーグルトは、乳に乳酸菌を加えて発酵させたものになります。

そのため、ヨーグルトとして認められるには、乳酸菌数が1000万/ml以上という規格が定められています。

このことからも分かるように、ヨーグルトには乳酸菌が欠かせない存在なのです。

 

乳酸菌の種類と効能

では、これから乳酸菌について詳しくみていきましょう。

乳酸菌は、糖類を分解して乳酸を作る細菌の総称です。
乳酸菌は、ヨーグルトだけでなく、チーズ、みそ、キムチなどの発酵食品に使われています。種類は200種類以上もあるのです。

スーパーやコンビニなどにもいろいろなヨーグルトが並んでいますが、多くの商品がそれぞれ乳酸菌の種類が異なるものになります。
乳酸菌の種類をアルファベットや数字などで記載してあるヨーグルトもありますよね。

すべての乳酸菌が共通してもつ効能としては、腸内環境を整えたり、免疫力を向上させたり、花粉症などのアレルギーの炎症を抑えるなどがあります。
また、さらに乳酸菌の個々の特徴によって、それぞれ違う効能も持ちます。

ガゼリ菌にもいくつか種類があります。今回主に説明している雪印メグミルクの「ガセリ菌SP株」やカルピスの「プレミアガセリ菌CP2305」などがあり、やはり効能が異なります。

 

「内臓脂肪を減らす」で話題のガゼリ菌SP株

これから、乳酸菌の中でも脂肪を減らす効果が期待できる「ガゼリ菌SP株」について説明していきます。

ガゼリ菌SP株は日本人の腸内から見つかった乳酸菌であるため、日本人には相性の良い乳酸菌であると考えられています。

一般的に、乳酸は胃酸に弱いと言われています。しかし、ガゼリ菌SP株は、胃酸などの影響を受けにくいため、生きたまま腸内に届きやすいということも分かっています。また、腸内で長くとどまるという特徴も持ちます。

さらには、ガゼリ菌SP株のヨーグルトを毎日3か月食べることで、体重、皮下脂肪、内臓脂肪が減少したということがヒト試験によって実証されています。

参考:ガセリ菌株SPヨーグルト"の内臓脂肪減少機能 | 恵 megumi | 雪印メグミルクのヨーグルト

このメカニズムの一つは、肥満の方の脂肪細胞は、肥大化しており炎症状態にあります。ガゼリ菌SP株は、この炎症を抑えることで脂肪を減少させています。

もう一つのメカニズムは、脂質吸収の抑制です。

中性脂肪を分解して小腸から吸収するときに膵リパーゼという酵素が働きます。
ガゼリ菌SP株がこの膵リパーゼの働きを抑制することで、小腸からの中性脂肪の吸収を抑制するのです。

これらのことから、中性脂肪が気になる方がヨーグルトを食べるときは、ガゼリ菌SP株のヨーグルトをおススメします。

 

効果的なヨーグルトの食べ方

次に、効果的なヨーグルトの食べ方を紹介したいと思います。

脂肪を減らしてくれる効果のあるヨーグルトだからといって、過剰に食べてしまうと逆に太ってしまうので注意が必要です。

ヨーグルトにも、飲むタイプのもの、食べるタイプのものがあります。乳酸菌の量は変わらないので、どのタイプを選んでもOKです。

ただ、飲むタイプはのど越しが良いので、いつの間にか沢山飲んでいたということがあるので、摂り過ぎを防ぎたい方は食べるタイプのヨーグルトをおススメします。

 

ポイント1:食べ過ぎに注意する

一日の食べる量の目安ですが、多くても200gまでにしましょう。

小さいカップに入ったヨーグルトが約100g程度です。一日1または2カップまでにしましょう。

大きいサイズの場合は、約400gなので、2~4日に分けて食べると良いでしょう。

 

ポイント2:無糖タイプを選ぶ

また、ヨーグルトには砂糖が入っているタイプ(加糖)と入ってないタイプ(無糖)があります。

できるだけ、無糖を選ぶことで余分なカロリーや糖分を抑えることができるので、中性脂肪の増加を防ぐことができます。

無糖タイプは味がなく食べにくいという方には、フルーツを入れて食べることをおススメします。

朝食にバナナを食べる方は、ヨーグルトと一緒に食べると良いでしょう。

また、砂糖が添加されていないドライフルーツを一晩ヨーグルトにつけておくと、ドライフルーツが水分を含んで、ヨーグルトが濃厚になり美味しいフルーツヨーグルトを食べることができます。

まずは、レーズンなど手軽に入るドライフルーツで試してみてください。

他にも、ヨーグルトをドレッシング代わりに使用することもできます。自分にあった食べ方を探してみましょう。

また、冬になると冷たいヨーグルトを食べると体が冷えるから食べたくない方もいると思います。

その方におススメなのが、電子レンジでヨーグルトを温めて食べるホットヨーグルトです。

電子レンジ対応の器にヨーグルトを入れ、ラップをかけて40~60秒温めてください。あまり温めすぎると乳酸菌が死滅してしまうので注意してくださいね。

 

ポイント3:食後に食べる

次に、効果的な食べるタイミングについてです。ヨーグルトは食後に食べることをおススメします。

この理由は、上記でも少し触れましたが、乳酸菌は胃酸に弱いので、食事をして胃酸が薄められている状態でヨーグルトを食べることで胃酸の影響を受けにくくするためです。

いつも食後にデザートが食べたくなる方は、ぜひデザート代わりにヨーグルトを食べると良いでしょう。

間食など空腹時に食べたいときには、食べる前にお茶や水などを飲んで胃酸を薄めてから食べれば大丈夫です。

 

まとめ

今回、ヨーグルトについて詳しく説明してきました。

特に、内臓脂肪を減らす機能がある雪印メグミルクのガゼリ菌SP株のヨーグルトは、中性脂肪を減らしたい方におススメのヨーグルトになります。

ヨーグルトを食べるときのポイントは、「食べ過ぎに注意する(1日の目安量:100~200g)」「無糖タイプを選ぶ」「食後に食べる」の3点でしたね。

ぜひ、食後や間食のお菓子ではなく、食後や間食をヨーグルトにする習慣をはじめてみてはいかがでしょうか。

 

この記事を書いた管理栄養士さん

名前:あや
保有資格:管理栄養士
大学・大学院で生活習慣病について研究、卒業後は製薬会社に勤務。
栄養学に興味を持ち、管理栄養士資格を取得。
現在はダイエット・更年期向け向けの食事指導を行っている。

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