寒い冬には、冷たい野菜は食べにくいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、バランスのよい献立のためや、中性脂肪が高いといった脂質異常症などの生活習慣病予防のためには、ぜひとも野菜メインの副菜を食卓に並べたいものです。
そんなときは、野菜を茹でてつくる温野菜サラダがおすすめです。
冬が旬のかぶ、ブロッコリー、人参は、どれも茹でることでやわらかくなったり、甘味が強く感じられたり、温野菜サラダに最適です。
【栄養価】
エネルギー:96kcal
コレステロール:2.4mg
食物繊維:4.3g
塩分:0.5g
脂質:5g
【材料(一人分)】
- かぶ(根) 70g
- ブロッコリー 40g
- 人参 40g
- すりごま 3g(小さじ1)
- マヨネーズ 4g(小さじ1)
- 穀物酢 5g(小さじ1/2)
- こいくちしょうゆ 2g(小さじ1/3)
- 上白糖 1g(小さじ1/3)
【作り方】
- かぶの根は皮をむいて櫛形に切ります。ブロッコリーは小房に分けます。人参は1.5cm角のスティック状に切ります。
- お湯をわかして1の野菜をそれぞれやわらかく茹でます。
- すりごま、マヨネーズ、酢、しょうゆ、砂糖を混ぜ合わせて、2の野菜に添えて完成です。ディップのようにつけて食べても、ドレッシングのようにかけて食べてもよいです。
組み合わせてできるおすすめの献立
この「副菜」のレシピは、次の「主菜」と「汁物」と組み合わせると、おすすめの献立になります。
主菜 牡蠣とお野菜を牛乳で煮た主菜です。体の温まる一品です。 牡蠣などの貝類は、タンパク質を多く含んでいるため、主菜として使うことができます。 牡蠣は肉や魚よりも脂質が少なくカロリーが低いため ... 鱈のとトマトのうまみが溢れるスープです。 鱈は魚の中でも低カロリー・低脂質なお魚なので、エネルギーコントロールが必要な方でも安心して食べることができます。 鱈から出るうま味がおいしいスー ...
牡蠣と白菜のミルク煮
汁物
鱈とトマトのスープ
このレシピの中性脂肪対策ポイント
ブロッコリーは、抗酸化作用のあるビタミンCとβカロテンが豊富な野菜。特にビタミンCが多いです。
人参にもβカロテンが豊富に含まれていますね。
ビタミンCやβカロテンなどの抗酸化ビタミンは、活性酸素を除去して動脈硬化を防ぐ働きがあるので、中性脂肪が高い方は摂りたい栄養素です。
また、ごまに含まれるセサミンには、抗酸化作用だけでなく、中性脂肪を下げる働きがあるとの報告もあります。
<参考>ゴマに含まれるセサミンの血清中性脂肪・コレステロール低下の機序を解明 | 農研機構